耳が遠くなる原因とは

 
歳をとらなくても聴力は低下する

実験によると夜になると朝の5分の1まで聴力が低下した、という結果が
あります。これは健康な若い人でおこなった実験です。

原因は音をキャッチする有毛細胞が生活音によって疲労してしまうためだと
言われています。
しかしこの細胞は睡眠をとってしっかり休めれば朝にはまた回復しています。


有毛細胞は再生しない

歳をとることでも有毛細胞は衰えますが、これは疲労ではなく年月をかけて
損傷してしまう事が原因なため睡眠をとって休ませても回復はしないのです。

そのため高齢になるほど耳は遠くなっていきます。

しかし有毛細胞が機能低下するのは年齢だけが原因ではありません。
外傷はもちろんですが、ストレスによっても難聴になってしまうことがあります。
この場合は一時的な機能低下の場合がほとんどですのでストレスの元を
とりのぞき、ゆっくり休息すれば元に戻る可能性は高くなっています。


耳の役割


耳の参考画像

いわゆる耳というのはそれが直接、音を感知しているわけではありませんが、
前から聞こえてくる音を後ろにもらさないように前を向いてついています。

そして、その耳により集められた音は、空気の振動エネルギーとなって外耳道から入り、
中耳の鼓膜、耳小骨、つち骨、きぬた骨、あぶみ骨を経て、内耳に伝わっていきます。

これらの道筋のどれかが障害されて耳が遠くなるということも考えられますが、
鼓膜やこれらの骨が障害されるというのは相当な外傷をしないとありえません。
なぜなら穴が空いているとはいえ、頭蓋骨の中に入っている器官なわけで、知らない間に
難聴になっているというような原因としては考えにくいでしょう。

ですが、いわゆる耳垢や水泳、お風呂などで水がつまった状態になるとやはり
聞こえにくくはなります

特に鼓膜までの穴が完全につまってしまうとかなり自覚症状があり、気持ち悪い思いをします。

耳の穴は垢や水がつまっていても、ほんの少しでも空白があればこの気持ち悪い違和感は
感じにくくなります。
その場合は特別な異常がわからないのに耳が遠くなっている、と自覚することもあります。
あと、耳の穴自体が生まれつき少し小さい人もいて、そういう人は垢がつまりやすくて
つまりがとれにくかったりもします。

ただ、耳垢というのは通常、寝ている間に流れでていくので、耳垢がつまって違和感がある
と言う風になるのはほとんど「耳かき」によるものです。

耳かきによって耳垢をかきだしているつもりが奥へ垢を押し込んでしまっているのが
原因なわけです。